ねこまんま戦隊出張所ねこまんま戦隊出張所

【艦これ二次小説】野辺の隘路に Web公開版

 8月中旬。より具体的には、かつての終戦記念日周辺。  この日付から数日間、国の敵たる深海棲艦たちは、何故かピタリと活動を止める。そのリズムに合わせる形で、軍港都市舞鶴市では、毎年大きな追悼祭が開かれていた。 『精霊祭』。  喪われた舞鶴の祭文化を、脚色しつつも復活させた盆の祭だ。軍人として巡回任務をこなす空母艦娘翔鶴は、その折、誘拐される寸前だった記憶喪失の少女と出会う。  身元不明で年齢不詳。  分かるのは『なずな』と記す彼女の名前と、 ――彼女が『艦娘』たちと同様、『情熱』を生成できるという不可解な事実のみだった。 ◆◆◆◆◆◆ 『海浜の鶴』シリーズ第二弾! 後編『めぐりなせ、雲の浮き波』へと続く邂逅の物語を、ぜひお楽しみ下さいませ(`・ω・´)ゞ ◆◆◆◆◆◆ 装丁と紙の重みを感じる冊子版はこちら! (おかげさまで第二巻は完売となりました。以下のURLは続編『めぐりなせ、雲の浮き波』のものとなります。) (BOXセット) https://kichichin.booth.pm/items/140361 (単行版) https://kichichin.booth.pm/items/129078

 8月中旬。より具体的には、かつての終戦記念日周辺。  この日付から数日間、国の敵たる深海棲艦たちは、何故かピタリと活動を止める。そのリズムに合わせる形で、軍港都市舞鶴市では、毎年大きな追悼祭が開かれていた。 『精霊祭』。  喪われた舞鶴の祭文化を、脚色しつつも復活させた盆の祭だ。軍人として巡回任務をこなす空母艦娘翔鶴は、その折、誘拐される寸前だった記憶喪失の少女と出会う。  身元不明で年齢不詳。  分かるのは『なずな』と記す彼女の名前と、 ――彼女が『艦娘』たちと同様、『情熱』を生成できるという不可解な事実のみだった。 ◆◆◆◆◆◆ 『海浜の鶴』シリーズ第二弾! 後編『めぐりなせ、雲の浮き波』へと続く邂逅の物語を、ぜひお楽しみ下さいませ(`・ω・´)ゞ ◆◆◆◆◆◆ 装丁と紙の重みを感じる冊子版はこちら! (おかげさまで第二巻は完売となりました。以下のURLは続編『めぐりなせ、雲の浮き波』のものとなります。) (BOXセット) https://kichichin.booth.pm/items/140361 (単行版) https://kichichin.booth.pm/items/129078